リサイクルが進まない

ペットボトルのリサイクルが難しい理由

私たちが普段当たり前のように消費しているペットボトル。
リサイクルするために資源ごみとして分別して捨てているかと思います。

しかし、国内でのペットボトルのリサイクルはあまり進んでいません。
それはなぜなのでしょうか。

一つは、プラスチックは金属材料などと比べて種類があまりにも多く、色を変えられないという制限が付いています。
膨大な種類のプラスチックを手作業や機械で分けることはできても、化学成分を分けることはできません。

もう一つは、使って劣化したらもとには戻らないということです。
使うほど少しずつ痛んでしまい、劣化が進みます。
現在の技術では一度劣化してしまったプラスチックは元に戻すことができません。

これらの理由で、プラスチックをリサイクルするのはとても難しいのです。
次でもう少し詳しく見ていきましょう。

リサイクルには資源とお金がかかる

先ほどお話した二つの理由によって、ペットボトルをリサイクルするのは難しいと言いました。
もう少し掘り下げていきましょう。

劣化したプラスチックを元に戻すのには、非常にたくさんの資源とお金がかかり、実用的ではありません。
生産されたプラスチックは大抵着色・加工されるため、化学成分レベルでの分別は不可能な上、劣化してしまうためリサイクルすることはほぼできなくなってしまうのです。

資源は、それ自体の価値が劣化などによる価値の低下より大きくなくては使い物になりません。
現状では、前者の方が大きいとは言い難いのです。
使い捨てにするよりも、リサイクルする方が何倍も資源とお金がかかる、と算出した専門家もいます。

これらを踏まえて、私たちはもう一度ペットボトル、そしてプラスチックとの付き合い方を見直さなくてはなりません。